ロボアーミー
基本データ
- メーカー :SNK
- 発売日 :1991年10月30日
- ハード :MVS(マルチビデオシステム)
- メディア :ROMカセット
- ジャンル :アクション
- プレイ人数:1~2人
- 周辺機器 :メモリーカード
- プレイ環境:アーケード版実機
- プレイ状況:1コインクリア済み
金属音が特徴的な豪快ベルトアクション
敵もロボなら自分もロボ。未来都市を舞台に、特徴的な金属音と豪快な破壊演出で突き進むベルトスクロールアクションゲームです。
同年稼働の「バーニングファイト」同様、同時押し技の入力受付が甘く操作性が良いのはもちろん、こちらはコンボや連携が存在しないので覚えることが少なく理解が追いつきやすい印象です。「ニンジャコンバット」のように即死する場面もほぼゼロですから、ネオジオのベルトスクロールアクションゲームでは非常に取っ付きやすいタイトルではないでしょうか。
実際、道中の難易度は程々ですし、殆どのボスがハメ殺せるという調整なので1コインクリアは容易に達成できました。テンポが良くプレイ時間も短めなので、個人的にはオススメのタイトルです。
バギーへの変形の自由度が欲しかった
パワーメタルというアイテムを取得することで一定時間完全無敵のバギーへと変形、敵に体当たりして豪快に蹴散らすことができるんですが、このパワーメタルが出現する場所が固定なので、特定の場面でしかこの爽快感を得られないんですよね。慣れてくるともう完全に作業になってしまうわけです。
これをゲージ制にして、ゲージが最大値になるとバギーへと変形が可能という仕様であったならば、攻略に幅を持たせられたのではないでしょうか。
…と思いましたが、結局攻略が煮詰まってくると決まった場面でしか変形しないでしょうから、遅かれ早かれ避けられない問題なのかもしれません。冷静に考えてみればサイバーボールの出現が固定のパワー攻撃にも言えることですし、もっと別の調整が必要なんでしょうね。
ソフトあれこれ
欠点とまでは感じていないんですが、MVS版実機だと3面最序盤の特定場面でパワー攻撃をすると、高確率でリセットが掛かるんですよね。別にパワー攻撃をしなくとも問題ない場面とはいえ、少し気掛かりではあります。アケアカNEOGEO版でも起こる不具合なのかは気になるところ。