闘幻狂

TITLE

●メーカー :IGS / AMI / ALTA
●発売日  :2003年3月?日
●ハード  :PGM
●メディア :PGM1枚基板
●ジャンル :ベルトスクロールアクション
●プレイ人数:1~4人
●周辺機器 :4P通信ケーブル
●プレイ環境:アーケード版実機
●プレイ状況:葛天雷、呉品で1コインクリア済み

癖は強いがハマれば最高のベルトアクション

複数のエリアに分かれた全3面をクリアしていく武侠系ベルトアクションゲーム。IGSの作品ではお馴染みであった、アイテムをストックして好きなタイミングで使える仕様が削除され基本システムが簡略化されています。「三国戦紀2」から登場したテクニック「停止殴り」がボス戦で必須になった他、これまでのIGSゲーからは考えられないほど一度に出現するザコ敵の数が多く、かつ能力が高いのが大きな特徴で、ボスよりもザコ敵が厄介というゲーム性に仕上がっています。

BGMの使い回しが痛すぎる

難易度の高さが槍玉に挙がることが多い本作ですが、個人的にはBGMの使い回しがそれ以上に痛いと感じています。なんと殆どのBGMがIGSの過去作品からの使い回しとなっており、新鮮さがまるで感じられないのです。オープニングデモは「形意拳」から、1面は「デーモンフロント」から、「怒首領蜂2」のBGMに至っては殆どの場面で使い回しされています。一方、海外版では、使い回しされていたBGMが全て新規の物に差し替わっており、国内版では「怒首領蜂2」のBGM1曲でゴリ押ししていた場面が新規3曲で豪華に彩られる等、気合の入り方がまるで違います。

ソフトあれこれ

日本国内版は1枚基板なので微妙に扱いにくいんですよね。お馴染みの地雷電池も載っていますし。海外版は従来のカートリッジ方式なのでコンパクトで保管も楽ちんです。となると海外版が総合的には優れているんですが、国内版はローカライズされている、つまりIGS語が楽しめるという他にはない利点があります。じゃあどっちを買えばいいのか。そりゃあもう、どっちも買う!ですね。

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