クイズ大捜査線

TITLE

●メーカー :SNK
●発売日  :1991年8月30日
●ハード  :MVS
●メディア :ROMカセット
●ジャンル :クイズ
●プレイ人数:1~2人
●周辺機器 :メモリーカード
●プレイ環境:アーケード版実機
●プレイ状況:1コインクリア済み

些細な出来事が壮大な展開へと繋がるクイズゲーム

全てがクイズによって左右されるクイズシティを舞台に、二人の探偵が事件を解決していくネオジオ最初のクイズゲームです。2つのシナリオから1つを選んでゲームを開始し、登場する人物(どこかで見たことがあるような?)から出題されるクイズに正解していくことによって物語が進行します。総問題数は5000問弱と大ボリューム。裏技や電源パターン無しで1コインクリアするには長い時間が掛かるでしょう。個人的には、馬鹿馬鹿しさや、ひょんなことから地球規模の壮大な展開へと繋がるようなストーリー、余計な要素がないシンプルなゲーム性が気に入っており、ネオジオのクイズゲームでは最も好きなタイトルとなっています。

問題文が一気に表示されないこと、正答率がわからないことが不満

ゆっくりと問題文が表示されるので、一瞬で問題文が表示されるような現代的なつくりではなく、やや歯痒さと不便さがあります。問題文が表示されてすぐに答えがわかるレベルまでやり込んでいるなら話は別ですが。また、正答率が表示されないので自分の実力を図るような指標がないのも気になるところです。

ソフトあれこれ

一念発起して1コインクリアするまでやり込んだのですが、総問題数が5000問弱もあることには驚かされました。ネオジオ最後のクイズゲーム「まる子デラックスクイズ」の総問題数が4000らしいのですが、まさかネオジオ最初のクイズゲームである本作のほうが問題数が多いとは思いもしませんでした。

余談ですが、MVS版とネオジオロム版ではエクステンド仕様に違いがあり、MVS版ではセカンドボーナス、つまり2回ライフが増えるだけですが、ネオジオロム版では10000点のエブリエクステンド仕様(最初だけは5000点で以後10000点ごと)となっています。このお陰でネオジオロム版では難易度が格段に下がっており、1コインクリアが狙いやすくなっています。

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